星槎からのお知らせ

ありがとう!星槎に学んだ2人のブータン留学生、涙と笑顔の旅立ちへ。

カテゴリー:SEISA ニュース

星槎国際湘南、アーチェリー部に学ぶ、ブータンからの留学生・3年 ニドゥ ドルジさんとソナム チョデンさんが、いよいよ卒業を迎え、祖国・ブータンへ帰国します。

3年と2ヶ月前、初めて来た時はアーチェリーも言葉も分からず、腕立て伏せも1回も出来なかった2人が、毎日毎日ひたむきに努力をし、最後は県内でもトップレベル、ブータン代表とも戦えるほど成長しました。

右も左もわからない、日本という初めての土地で、祖国を代表し、祖国のために学び、挑み続けた3年間でした。星槎を支えてくださる全ての皆さまのご支援によって、最後まで投げ出さずにやり切ることができました。韓国やナショナルトレーニングセンターでの日本代表との合宿。エリートアカデミーの選手たちとも交流を深め、多くの仲間を作ることができました。

星槎国際湘南アーチェリー部の一期生として、2人が切り拓き、築き上げたものはきっと、毎日2人の背中を見ていた後輩たちが引き継ぎ、そしてその道をさらに切り拓いてくれるでしょう。

先日行われた、部活動練習の最後は36射の点取と3人の団体戦で54点ゲームを行い、結果最後は55点で終わりました。これが星槎での最後の練習です。もうやり残したことはありません。お別れ会ではお世話になった先生方と一緒に高校生活を過ごした仲間たちと感謝の言葉を交わしました。心温まる一幕でした。

星槎には他にも、アフリカやアジアから、たくさんの留学生が集い、学んでいます。星槎で学んだ「共生」の心を、故郷であるそれぞれの国に持ち帰る。そして将来の日本との懸け橋となる。そんな若者が増えていくことで結果として、地球が共生社会となることを、星槎では本気で目指しています。

今回卒業した2人には、日本で学んだことを活かして、ブータンでも輝いてくれることを願っています。がんばれ、ニドゥ、ソナム!私たちはいつでも、いつまでも、SEISAで繋がっています。

 

〈 ENGLISH https://www.seisagroup.jp/archives/2950