「がん先生の天空教室」皆既月食の瞬間を求めて、全国から約100人がオンライン参加!
カテゴリー:SEISA ニュース
宇宙は目や頭で捉えきれないほど遠くまで広がり、その中の小さな存在が私たちです。私たちはイメージします。遠い過去から現在、そしてはるかな未来へ。時間と宇宙の広がりは、私たちの周りで毎日起こるいろいろな現象に現れます。目で見て、知って、「なぜ?」「どうして?」と繰り返していくうちに、宇宙の極めて一部の、それもほんの一瞬の姿がみえてきます。SEISA天文クラブは、みんなで宇宙を見て、知って、考えます。
2021年4月スタートのSEISA天文クラブ(会員制)は、会員向けのイベントだけではなく、一般参加も可能な「天空教室」も開催します。2021(令和3)年5月26日(水)19:30〜21:30、皆既月食がさまざまなメディアでも放送されたその日、今年度はじめてとなる「天空教室」が、北は北海道、南は沖縄まで、オンラインでつないで開催されました。当日は、SEISA天文クラブ会員だけでなく、一般も含めて過去最大となる95名が参加しました。
メイン会場である星槎湘南大磯キャンパス(神奈川)からは、がん先生(星槎大学客員研究員・学芸員、元平塚博物館館長)による中継と解説を全国に発信。中学生から高校生、卒業生、おやじの会のお父さんまで、「北海道は見えます!」「見えていいなあ」「横浜は見れません!」「那覇は見えた!」などの言葉が飛び交い、お祭りさながらのひとときとなり、ともに宇宙を学び合う90分間となりました。
残念ながら、メイン会場の神奈川では皆既月食を見ることができませんでしたが、同じ時間に、同じ夜空を眺めながら全国の仲間が語ってくれた言葉と、何とも言えないワクワクする臨場感を、皆が楽しみ、そして感動を共有しました。今後はさらに充実を図り、全国各地から中継ができるように工夫していきます。
「宇宙をもっと身近に!」SEISA天文クラブ、入会(無料)をお待ちしています!
P.S. 高いところから、より暗いところで鮮明な映像をお届けしようと、星槎湘南大磯キャンパスB棟屋上より、屋上配信担当として一人、待機していた星槎中学校山川教頭。
皆既月食は見えないし、蚊に刺されまくるし・・・SEISA天文クラブ、運営スタッフの挑戦は続きます。