星槎からのお知らせ

星槎国際静岡PBLゼミ、「相白味噌ジェラート」をついに商品化、販売へ!

カテゴリー:SEISA ニュース


あいじろアイス3年間の集大成~地域に繋ぐ~

 

2018年、自然増が望めない「静岡の人口減少問題」を解決するために新しい視点で商品開発を目指し、プレゼンテーションを実施し、「焼津市役所」「カネジュウ食品」「みなとや」の協力を得て商品化が決定しました。2019年には、焼津市産学官連携事業として「あいじろアイス」が完成し、文化祭などで販売することができました。1人でも多くの人に知ってもらうため2019年「JAおおいがわ」(焼津市・藤枝市)と「JA静岡」でプレゼンテーションを行い、2020年3月JA直営の販売所で開催されるイベントでの販売が決定しました。

しかし、コロナ感染症拡大の影響で、相次ぐ休校や初めての緊急事態宣言などでイベントは中止・・・すべてが先送りとなりました。
私たちは動けない時期があったことで、今後、継続して「あいじろアイス」を製造・販売するために、どうしていくことが最善かについて考えることができました。

そして、「地域に繋いでいくあり方」として、静岡市駿河区用宗地区にあるジェラート専門店「LA PALETTE(ラ・パレット)」で2020年11月に商品提案のプレゼンテーションを行いました。プレゼンには、「LA PALETTE」の母体であるCSA不動産の社長が同席され、商品化が即決定するという嬉しくもあり、驚きでもある一日となりました。

そこには、静岡、地元を思う本校生徒の想いと、CSA不動産社長の用宗地区の発展への想いに通ずるものがあったことと、地場の受け継がれる歴史や伝統を大切にしながら、新しい視点を取り入れるという点で一致するものがありました。

 

2021年3月20日「LA PALETTE」の手によって「あいじろアイス」は「相白味噌ジェラート」として新たに生まれ変わり、店頭にて販売がスタートしました。そして5月には、担当して下さった方より「非常に好評なので定番化することになりました」と朗報をいただきました。

「社会課題の解決に挑む」ことが、星槎の学びの特徴の一つですが、星槎大学で学んだPBL(課題解決型学習)の手法を取り入れながら、生徒らが地域のさまざまな人たちと触れ合い、地域のことを知り、3年間をかけての学び(インプット)を商品(アウトプット)として残すことができました。たくさんの皆さまのご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。

そこに生きる者同士が、解決すべきテーマを共有し、皆で知恵を出しあい、協力しあいながら生きていく経験を、一生を支える学びとして、これからも大事にしていきたいと思います。
そして現在、「次は何に挑戦しようか!?」ということで、生徒たちのあらたなテーマ探しがスタートしています。

PBLゼミ担当教諭:三浦

 

<商品情報>
「LA PALETTE」ホームページをご覧ください。そして、よろしければ、お買い求めください。なお、「相白味噌ジェラート」は、店舗での販売のみで、今のところ、ギフトセットにはありません。
https://lapalette.shop/
ホームページに掲載されています、Facebookをスクロールしていただくと、「相白味噌ジェラート」の記事があります。また、生徒らが撮った写真もご覧ください。