星槎からのお知らせ

星槎から東京2020オリンピック・パラリンピックへ 〜スポーツを通じた共生社会の実現〜

カテゴリー:SEISA ニュース

星槎の高校、大学では、ブータンやエリトリア、ミャンマーなど、たくさんの留学生が学んでいます。

 

たとえば、この春星槎国際湘南を卒業した、ブータンからの留学生・3年 ニドゥ ドルジさんとソナム チョデンさん。在学中はアーチェリー部に所属。初めて日本に来た時はアーチェリーも言葉も分からず、腕立て伏せも1回も出来なかった2人が、毎日毎日ひたむきに努力をし、最後は県内でもトップレベル、ブータン代表とも戦えるほどに成長しました。

右も左もわからない、日本という初めての土地で、祖国を代表し、祖国のために学び、挑み続けた3年間でした。星槎を支えてくださる全ての皆さまのご支援によって、最後まで投げ出さずにやり切ることができました。韓国やナショナルトレーニングセンターでの日本代表との合宿。エリートアカデミーの選手たちとも交流を深め、多くの仲間を作ることができました。

 

現在、星槎国際湘南で学ぶ、ミャンマーからの留学生 、Kaung Khant Oo(カウン君)、Su Myat Myat Naingさん(スーさん)、Htet Yamin Oo(ヤミンさん)。空手部に所属する3人は、空手を通して日本の心、星槎の心を学び、祖国に帰って広げていくこと、そして将来、ミャンマーと日本の架け橋となることを目指し、日々勉強にスポーツに励んでいます。

 


(写真左から、タンディン選手、キンレイ選手、ガワン選手 / 2019年の世界陸上大会出場時の一コマ)

星槎道都大学3年生、柔道部のダンディンさん、キンレイさんは、今回東京大会にブータン代表として出場するガワン選手とともに、ブータンを代表する柔道選手。遠く離れた異国の地で、日本の仲間との関わりを深めながら、星槎の全国で学ぶ、同じブータン出身の同級生、後輩たちと常に連絡を取り合い、日々お互いを高め合っています。

 

エリトリアからの留学生、デジェン選手は、星槎国際湘南へ入学し、陸上部で活躍。卒業後は星槎大学に入学し、活躍を続けています。2020(令和2)年は、関東学生陸上競技連盟の強化派遣対象者に選ばれるなど、年々成長が見られ、将来が楽しみな選手です。走る環境も大きく異なる中、仲間とともに日々戦いに挑んでいます。

 

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星槎ではこれまで、各国に対しアスリートの強化やスポーツ留学生の受け入れ等、多彩な支援プログラムを実施してきました。さらに、星槎グループが進めているスポーツ奨学生のプログラムは、国際オリンピック委員会(IOC)および日本オリンピック委員会(JOC)が創設した、公式の「オリンピック・ソリダリティ特別プログラム」へと繋がっています。今後も東京大会を一つの契機として、さらに未来へと続く支援と交流を進めていきます。