この夏も、全国の中学生・高校生が全国大会・インターハイで大活躍 〜高校生編〜
カテゴリー:SEISA ニュース
北海道から、沖縄まで、今年も星槎の全国の中学生・高校生114名(7/3現在)が、インターハイ・定時制通信制大会などの全国大会に出場。そして全国出場には至らなかったものの、「一度は離れた部活だったけど、星槎に転校して3年生最後の夏、親に活躍を見せたい!」その一心で、一大会限りの再挑戦に臨んだ仲間もいました。
日本を超えて世界に挑み、活躍するトップアスリート生。興味があったけど今一歩踏み出せなかったスポーツに、星槎で初めて挑戦することができたという生徒。あるいは、転校してしばらく離れていたスポーツに、あらためて楽しく取り組むことができたという生徒など、インターハイも、定時制通信制大会も、それぞれにドラマがあり、感動があります。
中学生、高校生、そして世界の舞台で活躍するトップアスリートまで、「する・みる・ささえる」をテーマに、星槎ではスポーツを通した共生社会の実現を目指しています。実際に出場するだけではなく、それを支えること、応援することも大切な学びです。
引き続き、星槎のアスリート生への応援のほど、よろしくお願いいたします。
〜インターハイ編〜
● 〈インターハイ〉星槎国際高校横浜/湘南 体操競技部
2021(令和3)年8月9日(月)〜11日(水)、上越リージョンプラザ(新潟県)にて開催された、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に、男子個人にて星槎国際横浜 体操競技部 3年 岡慎之助選手、女子団体にて星槎国際湘南 女子体操競技部が出場。
〈結果〉
星槎国際湘南 女子体操競技部〈沖山友梨選手、鈴木美来、関塚結選手、田代葵選手、春口聖璃選手、沖山遥菜選手〉
女子団体 6位 入賞
星槎国際横浜 体操競技部
男子個人総合 3位 岡慎之助
※ 種目別の「あん馬」「平行棒」においても3位入賞を果たしました。
それぞれ入賞し、全国の仲間を沸かせてくれました。しかしながらまだまだ伸びしろが見える試合でもありました。
女子体操競技部は、演技内容は予選に比べて良いものにはなりましたが、いま一歩順位を上げることができずに、6位という結果に終わりました。また、岡選手は、各種目を順調に演技したものの最終の鉄棒で落下、惜しくも優勝を逃しましたが、3位、銅メダルという好成績を残しました。本人は、タイトルを狙っていただけに非常に悔しがる様子も見られました。3年後、2024年のパリ五輪への歩み出しが始まろうとしています。
●〈インターハイ〉星槎国際高校湘南 陸上競技部(初出場)
星槎国際湘南 陸上競技部は、2021(令和3)年7月28日(水)〜8月1日(日)に福井県で開催されたインターハイに出場。2016年に創部し5年目を迎えた陸上競技部は、初のインターハイ出場を果たしました。
8月1日(日)に行われた最終日では、円盤投の試合があり、最初で最後のインターハイとなった3年 佐藤 ロバート選手が出場。結果は「3位」に入賞することができました。目標は『1位になり、55m以上投げて神奈川県記録を更新すること』でしたが、どちらも叶えることが出来ませんでした。1位がすぐそこに見えていただけに残念でなりませんが、砲丸投の惨敗を胸に秘め、堂々とした闘いぶりでした。
この結果から国体の選手として選抜される可能性が出てきましたので、もう一度頂上に挑戦したいと思います。
●〈インターハイ〉星槎国際高校湘南 アーチェリー部(初出場)
星槎国際湘南 アーチェリー部 2年 奥村礼矢選手が、令和3年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ北信越高校総体2021)に出場。2021(令和3)年8月20日(金)に開催された、男子個人戦70mラウンドにおいて見事、第3位という輝かしい結果を残しました。創部4年目、初出場にして堂々の快挙です。今年3月に卒業した、アーチェリー部創設メンバーでもあったブータンからの留学生の2人の先輩からバトンを渡され、星槎の新たな歴史を作るべく日々挑む奥村選手の活躍が続きます。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
〈結果〉第3位:奥村 礼矢(星槎国際湘南) 2年 得点:313 317 630
●〈インターハイ〉星槎国際高校福井(若狭ものづくり美学舎) ウェイトリフティング部
若狭ものづくり美学舎(星槎国際福井・技能連携校)3年杉谷優太選手が、2021(令和3)年8月12日(木)に福井県小浜市体育館にて開催された全国高校総体(インターハイ)に出場。男子89kg級において見事準優勝という結果を残しました。
杉谷選手は「1位を目指していたので多少悔しいが、3年で挑むインターハイが地元開催。こんな奇跡はない。思いっきりできて本当に良かった」「開催してくれた地元の方々のためにも失格という結果に終わらせたくなかった」とコメント。2回失敗し最終3本目で決めた準優勝。嬉しさと悔しさが入り混じった涙を流していました。
今回逃した全国選抜との2冠を国体にて目指すとのこと。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
〜定時制・通信制大会編〜
● 〈定時制・通信制大会〉星槎国際高校本部校 バドミントン部
神奈川県・小田原アリーナで開催された「第23回 全国高等学校定時制通信制バドミントン大会 男子シングルス」に、星槎国際高校本部校(札幌)3年長船(おさふね)達也選手が出場。見事、初出場、準優勝という結果を残しました。コロナで異例続きの高校生活。3年間最後の夏、出場できることに感謝しながら、仲間の応援を背に、北海道を代表して全国の頂点を目指し戦いました。
3日間で7試合、全国の強豪選手と大接線を繰り広げ、特に決勝戦は、リードを許す厳しい展開から、最後に驚異的な粘りを見せてくれました。
惜しくも破れましたが、お互いに素晴らしい打ち合いを繰り広げ、今回は拍手のみでの応援ではありましたが、2人のプレイに思わず会場から驚きの声が上がったり、両者に温かい拍手が送らたりする、とてもあたたかい雰囲気の決勝戦でした。
最後は、今回一緒に北海道星槎として同行した、星槎国際芦別 バドミントン部 女子シングルスベスト8選手からメダルをかけてもらいました。
8月16日
1回戦 星槎国際本部校・北海道 2-0 賀茂・広島
2回戦 星槎国際本部校・北海道 2-0 湧心館・熊本
8月17日
3回戦 星槎国際本部校・北海道 2-0 秀英・神奈川
4回戦 星槎国際本部校・北海道 2-1 瀬田工業・滋賀
8月18日
準々決勝 星槎国際本部校・北海道 2-0 大宮中央・埼玉
準決勝 星槎国際本部校・北海道 2-1 金沢中央・石川
決勝 星槎国際本部校・北海道 0-2 松山東・愛媛
● 〈定時制・通信制大会〉星槎国際高校横浜 剣道部
星槎国際横浜鴨居2年、登内 菜々桜さんが、2021(令和3)年8月3日(火)ロートアリーナ奈良(奈良県)にて開催された令和3年度全国高等学校定時制通信制体育大会 第52回剣道大会に出場、見事準優勝を果たしました。星槎国際横浜鴨居はじめ、全国の生徒、教職員が登内さんの活躍を喜んでいます。
(試合内容)
1回戦:シード
2回戦:登内 菜々桜(星槎国際高横浜) メ (延長2回 )
3回戦:登内 菜々桜(星槎国際高横浜) コ (延長2回)
4回戦:登内 菜々桜(星槎国際高横浜) メ
準決勝:登内 菜々桜(星槎国際高横浜) メ (延長4回)
決 勝:登内 菜々桜(星槎国際高横浜)
● 〈定時制・通信制大会〉星槎国際高校東京 サッカー部
星槎国際東京 サッカー部は、令和3年度 全国高等学校定時制通信制体育大会 第31回サッカー大会に、創部4年目ながら初出場。東京都大会では優勝を果たし、第一代表として2回戦からの試合に臨みました。
2021(令和3)年8月1日(日)に、清水ナショナルトレーニングセンターでの初戦に臨んだ星槎国際東京チームは、宮城県代表貞山高校と対戦。7-2で快勝し、3回戦へコマを進めました。3回戦は千葉県松戸南高校。攻守ともに粘り強いプレーでチャンスを窺うも、0-0でホイッスルが鳴ります。迎えたPK戦では1-3と、惜しくも準決勝進出を逃しました。初の全国の舞台はベスト8という歴史を残しました。
星槎国際東京(立川・八王子)サッカー部は、「サッカーでもう一度、仲間を作りたい」という中学3年生の想いをきっかけにスタート。のちに星槎国際立川に入学することになる彼と同級生は、前身のフットサル部のメンバーらとともにチーム作りに励み、新入生の獲得にも意欲的に取り組みました。
3年目のチーム、最強の布陣となった昨年、コロナ禍でさまざまな制約がありながらも、秋の東京都大会で、全国優勝常連である東京都立世田谷泉高校を下し、見事優勝。その後の関東大会でも快進撃は止まらず、初出場にして初の関東覇者となりました。
創部メンバーは卒業し、新チームとなった今年度もその勢いは衰えることを知らず、それぞれがプレー以外の場面でも努力を重ねてきました。できなかったことができるようになったり、できたことができなかったり苦しい時間もありながら、一人ひとりの成長模様が見られ、さまざまなドラマがありました。サッカーを通してたくさんの変化、学びが見られたことは、たいへん嬉しいことでした。