星槎全国生徒会 会報 第35号が発行、夏季研修も開催。
カテゴリー:SEISA ニュース
タテ(歴史)にもヨコ(全国)にもつながることを大切にし、宮澤学園時代から数え40年にわたる歴史をもつ星槎の生徒会。全国各校舎の生徒会を束ねる「星槎全国生徒会」では、毎年8月〜9月の時期に、各校舎の生徒会長が一堂に会し、寝食をともにしながら学び合う「夏季研修」を実施してきました。
昨年(2020年)に引き続き、今年も宿泊を伴う研修の代替として、2021(令和3)年9月30日(木)、オンラインで北海道から沖縄まで202名がつながり、研修が実施されました。
昨年、日本全国、そして海外はインドネシアの生徒までが一斉に取り組んだ「SEISA CLEAN UP ACTION」をはじめ、星槎全国生徒会で活躍し、卒業後に星槎全国同窓会に所属した先輩も取り組む清掃活動、フードロスプロジェクトなどの事例から、「目的」と「手段」の確認、そしてその「結果」と「効果測定」のサイクルについて学び合いました。「何かをやりたい」気持ちにあふれ、誰にも真似できない発想とアイデア渦巻く集合体である生徒会メンバーにとって、たいへん実践的かつ有意義な時間となったようです。
「実はやっている?私たちの地域興し、SDGs」と題し、グループにわかれ即興でディスカッションする時間では、さまざまな意見が飛び交いました。知るようで知らない、自身の暮らす地域について知る機会となり、遠くより身近、派手より地道、お金をかけるより知恵と工夫など、さまざまな社会課題の本質に目を向けるきっかけとなった時間でした。
星槎には、「生涯を通して、学び合い、応援し合い、支え合う」ことをテーマに、全国生徒会に加え、全国同窓会、全国親の会があります。インターネットで繋がることも大事、でも基本は人と人とのぬくもりのある繋がりでありたい。日本で唯一、星槎全国四会(生徒、同窓生、保護者、卒業生保護者)は「関わり合い学校」の土台をしっかりと作っていきます。