星槎全国生徒会、「2021年度第1回ネットワーク研修」を実施!
カテゴリー:星槎全国会
2021年度がスタートし早3ヶ月、今年も各校舎において新体制となる生徒会がスタートし、また先月(6月)には各校舎の生徒会を束ねる「全国生徒会」の総会も開かれ、新しい活動がスタートしつつあります。
そんな全国の生徒会がオンラインで繋がり、生徒会の成り立ちとあり方について学ぶ、今年度第1回目となる「ネットワーク研修」が2021(令和3)年7月16日(金)、全国の校舎を一斉につないで開催されました。
前身の宮澤学園時代より40年近くにわたり星槎の中学生、高校生と関わってきた、塩谷生徒指導部長より、生徒会の歴史と意義について語られました。
1972年にスタートした学習塾ツルセミは、誰もが楽しく通えて、学力も上がることを大切にしていました。現在のあらゆる星槎の中学校、高校、大学の原点はそれぞれ形は違えど、原点はこのツルセミの姿にあります。
そんなツルセミでは、塾ながら部活動や委員会活動、遠足や運動会など、一人ひとりの児童生徒が楽しいと思える場面作りは何でも取り入れていきました。私たちが目指すべき生徒会の本来の姿が、ここにあります。
1985年に宮澤学園高等部が開校すると、正式に生徒会としてスタート。「全校生徒一人ひとりをヒーローにする」ための取り組みをする。また、学校生活における課題・問題を発見し、解決するための組織を作る。そして、生徒会活動を通じて、星槎の3つの約束『人を認める・人を排除しない・仲間を作る』を広く世界に伝える。これらのことを実践する組織として、絶え間なく継続され、その規模も全国に広がり、今年度(2021年度)は、中学校(星槎中、名古屋中、もみじ中)も高校各校と共に全国生徒会に参画しています。
学校は形が整っていることが大切ではありません。一人ひとりの人間と同じで、常に未完成であり、生徒も大人も、共に関わり合い、学び合い、そして育み合いながら共生する場所が、学校であると思います。星槎の生徒会、同窓会そして親の会は、その関わり合いを豊かにするための大切な手段の一つとなっています。
2022年に50周年を迎える星槎。そんな星槎の中心には常に、生徒会があり続けました。これからも生徒会の活躍にご期待ください!