「弱い絆」が、実は「強い」。日本に一つ、星槎全国生徒会・同窓会・親の会 第15回合同総会を開催。
カテゴリー:SEISA ニュース
生涯を通して、学び合い、応援し合い、支え合う。インターネットで繋がることも大事、でも基本は人と人とのぬくもりのある繋がりでありたい。日本で唯一、星槎全国三会(生徒、同窓生、保護者、卒業生保護者)は「関わり合い学校」の土台をしっかりと作っていきます。
2022(令和4)年6月18日(土)、星槎国際高校大阪をメイン会場として、全国の校舎、家庭、130箇所以上をオンラインで繋ぎ、約500名が参加しての、第15回「星槎全国生徒会」「星槎全国同窓会」「星槎全国親の会(在校生・卒業生)」の「合同総会」が行われました。
また、前日17日(金)には、こちらも星槎国際高校大阪をメイン会場として、第3回「親の会代表幹事会」が開催されました。北海道から沖縄まで、各校舎の親の会の会長・代表が一堂に会し、顔合わせにはじまり、研修や交流会などのプログラムを通じて、全国の親同士が繋がり、笑顔になり、元気になることを目的としています。
今回は、全国4ブロックのブレイクアウトセッションの前に、全体研修として、元・WHOのハンセン病対策リーダーであり、医師の星槎大学卓越教授スマナ・バルア博士(通称バブさん)と、星槎の歴史50年、そのほとんどを星槎で過ごされた井上一先生によるトークセッション『弱い絆と星槎の誇り』が開催されました。
あらためて「星槎に集う意味とは何か?」を、保護者、教職員で確認する機会となり、感動あり、笑顔ありの楽しい一日となりました。世界的バイオリニスト、星槎大学講師の安久津太一先生も駆けつけ、美しい音色に、保護者の方々も思わずうっとり。
「星槎とは、皆んなで育む(作る)集合体」とは、3月に逝去された星槎の創設者、宮澤保夫名誉会長の言葉です。
生徒も卒業生も、保護者も教職員も、分け隔てなく、立場を超えて関わり合い、作るのが星槎という場所。どんな時でも戻ってこられる場・輪の一つとして、日本に唯一の星槎全国会という「弱くとも強い絆」を、これからも大切にしていきたいと考えています。