「星槎になっても、変わらない場所文化」旧札幌市立もみじ台小学校 × 星槎 50周年イベントを開催。
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1972年に開校した、旧札幌市立もみじ台小学校は、2011年にその歴史に幕を下ろしました。2013年、同じ場所に星槎国際高等学校 札幌学習センター(現 本部校)が移転、そして2014年には星槎もみじ中学校が開校しました。小学校そのものは役目を終えながら、引き続き子どもたちの声が響く場所であり続けています。
そんな星槎も、旧 札幌市立もみじ台小学校と同じく、1972年にその産声を上げています。同じ50年を過ごしてきたもの同士、次の100年に向けて、もみじ台とともに発展を続けていく、星槎のこれからを共に考える場面として、地域の方々をご招待し、生徒、卒業生、保護者の方々、総勢100名が集い、「旧札幌市立もみじ台小学校 × 星槎 50年を語る会」が2022(令和4)年12月10日(土)、星槎札幌もみじキャンパス(星槎国際高校本部校/星槎もみじ中学校)にて、開催されました。
星槎札幌もみじ台連絡協議会の東 健二郎会長からは、「もみじ」という名前の由来のお話から、10年後に向けた街づくりのお話がありました。また、当日は記念講演として、星槎の半世紀にわたる歴史のうち48年間を共に過ごしてきた、卒業生であり卒業生保護者でもある学校法人国際学園法人本部 井上一氏と、WHO(世界保健機関)でハンセン病対策のリーダーを務めるなど、長年、世界中の地域医療に貢献してきた星槎大学卓越教授のスマナ・バルア教授による、もみじ台小学校の50年目とこれからをテーマにした講演も開催されました。
星槎もみじ中学校が、星槎の専門性やノウハウをふんだんに投入した中学校の第三弾として、「もみじ」の名を冠して開校した理由は何か。それは、星槎が50年前からずっと大切にしてきた、井戸を掘った人の想いを大切にする姿勢そのものです。すべてはもみじ台の環境、人々の文化の上に今があり、そしてそのつながりはついえない。「MOMIJI」を日本どころか、世界で知られる存在にしたい、そんな想いで9年前に開校した星槎札幌もみじキャンパスは、まだまだ道半ばであり、常に目標を目指し続ける未完成のキャンパスと言えます。日頃より応援してくださる全ての皆さま、ありがとうございます。引き続き、次の100年を目指して、共に歩んでいければ幸いです。