星槎オリンピックの一つ、「料理部門」。全国の校舎が所在する地域の特産品など、指定された食材を使った課題料理と自由創作料理の2品で生徒たちが競い合います。日々の家庭料理や調理系アルバイトの経験を活かしたり、あるいはこの日のために練習を重ねてきただけあって、生徒たちの手際の良さはかなりのもの！プロの審査員のみなさんも真剣です。もちろん、審査終了後にみんなで食べる料理の味は格別です。

今年度は、2024（令和6）年12月21日（月）、萌愛調理師専門学校さまのご協力のもと、第23回大会が開催されました。今年の指定食材は、北海道の「札幌黄（さっぽろき）」という玉ねぎです。札幌は、玉ねぎ栽培発祥の地とも言われ、「札幌黄」はかつて絶滅しかけた“まぼろしの玉ねぎ”とも言われています。そして、課題料理は「札幌黄を使った豚丼」です。豚肉と札幌黄を使用していれば、あとは自由に作って構わないというルールです。自由料理も、札幌黄を使っていればOK！制限時間内に「課題料理」＋「自由料理」をいかに工夫して作るかが、ポイントとなります。

大会当日は、自由な発想と細やかな技術のオンパレード！審査員の皆さんも、舌を巻いていらっしゃいました。目立っていたのは、中学生ながらにバンバン魚を捌いていたN君！満場一致のMVP受賞でした！チーム自体も初めての優勝となりました。そして、レシピの時点から、舞茸の酵素を応用し、食材の工夫をしていた星槎国際厚木！お肉が柔らかい！同点優勝おめでとうございます。
次年度もまた、創意工夫が見られる白熱した戦いが見られるといいですね。本当に皆様、お疲れ様でした。