薗 隆太
星槎中学高等学校 教員
担当科目:保健体育
入社年度:2015年4月
さまざまな分野にチャレンジし、
私自身をワクワクさせてくれる
星槎に憧れました。
- 教員になりたいと考えた理由は?
- 純粋に子どもが好きという気持ちが強かったので教員を志望しました。また、一般企業に入社し、自分自身が好きでないものを人に販売する仕事は私にはできないなと思ったのも理由の一つです。
- SEISAに入社した経緯(理由)は?
- さまざまな分野にチャレンジしていて、私自身をワクワクさせてくれる星槎に憧れました。同時に、星槎で私自身もいろいろなことに挑戦し、生徒や社会にワクワクを提供できるようになりたいとも思いました。また、若い教職員が多く、仕事にスピード感があるのではないかという期待をもちました。
- 教員として大切にしていることは?
- 何事においても「感じること」と「スピード」を大切にしています。「感じること」に関しては、生徒、保護者、職員、地域の方など星槎に関わるすべての人たちの思いや考えを感じとれるよう、相手の言葉や行動をしっかりと見つめることを意識しています。「スピード」に関しては、生徒指導や生徒対応、事務作業などのすべてにスピードが大切だと考えています。特に、生徒指導や生徒対応については本人や保護者に不安や不信感を与えないようスピードを意識し、全力で取り組むようにしています。
- 教員として喜びややりがいを感じるときは?
- 生徒や保護者などから「ありがとう」という言葉をいただいたときは、教員をやっていて良かったと感じます。また、生徒が少しでも変化したと感じられたときは本当に嬉しいです。例えば、自分の意見をなかなか言えなかった生徒が教室で挙手して意見を言うのは難しいことですが、手紙などで自分の意見や気持ちを伝えてくれたときはやりがいを感じますね。
- 教員生活で思い出に残っているエピソードは?
- 生徒や教員とのエピソードはもちろんたくさんありますが、スキー実習でお世話になっている宿舎のオーナーの優しさ、人柄の良さ、プロ意識の高さに驚いたことをお話したいと思います。毎年、星槎高校はスキー実習で苗場に行くのですが、そこの宿舎のオーナーは私たち教員以上に生徒のことを思って食事をつくり、どうしたら生徒が楽しく実習できるかを真剣に考えてくれました。人を喜ばせたり、楽しませたりすることがどれほど難しいか。オーナーを見てプロとしての意識の高さを実感しました。
- SEISAの良さとは?
- 「教員は世間知らず」と多くの人に言われますが、星槎は違います。教員としての仕事はもちろん、イベントの企画・運営、出演者への交渉などのすべてを自分たちで行います。例えるなら、「教員兼営業マン」という感じでしょうか。そのような貴重な経験ができるのが星槎です。また、仕事内容に関しては入社1年目で3年目ほどのレベルを求められるように感じますし、そうした環境で自分の可能性を高め、見出してくれるところも星槎の良さだと思っています。
- 今後の目標は?
- 星槎の教育システムを使って、海外の学校のように飛び級システムがある学校をつくり、「星槎がまた新しいことをやっているよ」と社会の注目を集められたらと考えています。そして、星槎がはじめたことが社会に浸透し、いつか日本で普通のシステムになるようにしたいと思っています。
- SEISAの教員を目指す方へ
- 星槎での仕事は大変なことや辛いことも多いですが、やり遂げたときの達成感は想像以上です。さらに、星槎の生徒たちは教員が与えた課題に対し、教員が想定していた達成度をはるかに超えることが多く、毎日驚かされています。本当にびっくりするくらい多いですよ。自分の可能性にチャレンジしたい先生、生徒の可能性を引き出したい先生、星槎・生徒のために一緒に創造していきましょう!!